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2004

september
2004.09.26
オータム・ボトリング・テイスティング会 (大阪)

SMWS西日本・秋の試飲会は、新蒸留所コードのお披露目やバーボンウィスキーの登場など、内容の濃いものとなりました。
 最初にウィスク・イー社CEOのD・クロール氏よりSMWSの現状について説明がありましたが、オータムボトリングスリストに掲載されているウィスキーが、英国は20本程であるのに対し日本では約60本が掲載されるという話は、日英のウィスキー・シーンの違いを反映しているのか、興味深いものがありました。
 また日本支部としては日々改革を目指しており、先般実施されたアンケートをはじめ会員の声を反映していくとのことです。全国的な会員制組織である限り、会員個々の様々な要望が会の活動方針に反映されることは必要でしょうし、これからの展開に期待が持てます。
 引き続き天満商店の渡辺氏の解説で、新着3種類のフォーマル・ティスティングが行われました。最初は話題の新蒸留所コード122でしたが、一般の愛好家の前に登場するのはおそらく2度目となる珍しいウィスキーが、どのような経緯でソサエティに提供されたのか興味をそそられます。フィノ値が50PPMとも 80PPMとも噂されていましたが、今回の122.3はピート香が程よく乗っているように感じられました。少しクセはあるものの、軽快で爽やかなハイランドモルトとも言えそうです。
 2つ目の26.34は、兄貴分のブローラ共々人気の高いハイランドモルトです。この蒸留所らしさを存分に感じさせる佳酒で、清涼感や繊細さもあり楽しめますが、長期熟成らしい一ひねりが欲しい気も致しました。
 最後はバーズタウン蒸留所の珍しい長期熟成バーボンウィスキーで、チャーしたバレル特有の濃い琥珀色というよりオレンジがかっている点が珍しいと思いました。香りも濃厚で食欲をそそられますが、68.2%と度数が高く舌がしびれます。加水するとバーボンによくある化粧品的な香りも現れますが、果物やお菓子の詰め合わせのようでもあります。バーボン好きな方に体験しておただきたい一本です。
 フリーティスティングでは、新着の中でも長期熟成の1.110や7.25、またピーティな29.33や53.81あたりが人気だったようです。いずれも素晴らしい香味で、どれを購入してもシングルカスクウィスキーの魅力を堪能できるでしょう。
 来年にはスコットランド・ツアーも計画されているようで、これからもSMWSの動向からは目が離せない状況です。

【会員ナンバー:W1049 古川 様】
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